千駄ヶ谷のオフィス 〜最小限の操作と大きな変化〜
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小さなオフィスビルの大きなリノベーションです。

コストを抑える為、最小限の操作で大きな変化を生むことがテーマとなりました。

辿り着いたのは、受付と会議室、閉じなければならない最低限の個室をフロアの中心に入子状に配置して、壁を会話が漏れないように遮音性の高い鉛で包みこむことでした。

白い箱の中で、鉛の鈍い金属の塊がオープンスペースと裏動線を連続的に分け、その質感はオフィス空間に適度な刺激と存在感(シンボリズム)を与えます。それがこの会社の社会的立場と考えました。

オフィスのエントランス。鉛の箱が入れ子になっているのが分かります。

受付から、オープンスペースが少し見えます。

オープンスペースは道路側窓に面しています。

鉛の壁に挟まれた裏動線です。給湯コーナーやコピー機が置かれています。

鉛の扉を開けると個室です。

打合せ室です。オープンスペースとはガラスで仕切り、ブラインドを設置しました。

オープンスペースから入れ子になった打合せ室を見たところです。

オープンスペースから打合せ室を見たところです。

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